協会活動のご報告【10月長崎出張】
コロナ禍、相次いだ台風、暑かった残暑が過ぎ、朝夕は秋を感じさせてくれる気持ち良い季節になりました。
10月の出張は、前半に壱岐・対馬、後半に長崎県庁・五島・新上五島へ訪問いたしました。生産者の期待も日増しに高まり、協会の責任の大きさとやりがいも同時に感じる出張となりました。
協会活動は初年度の上半期を終え、離島振興に対する基本的なフォーマットもほぼ確定し、それらの具体的な手段・方法も見えてきてまいりました。これからは、どんな販売手段が最適かも早急に検証していきたいと思います。
同時に、長期的な食品産業育成という視点も忘れることなく、協会活動を今後も進めてまいります。
それでは、 10月の長崎出張のご報告をいたします。
□第8回長崎訪問:2020年10月6日火曜日~10日土曜日:対馬→壱岐
□第9回長崎訪問:2020年10月19日月曜日~23日金曜日:長崎→五島福江島→新上五島
まず10月前半の壱岐・対馬訪島は、9月出張を台風のためやむを得ず中止にさせて頂いた後の訪問でした。世界で再発し始めたコロナ禍の影響もあるため、慎重な行動を心掛けて行ってまいりました。
壱岐・対馬のしまの商品発掘と商品開発のため、株式会社SL Creationsの佐藤社長はじめ戸張取締役、協会のアドバイザーであるSmile Circle 株式会社の岩城社長、京阪百貨店の矢谷部長等のメンバーでチームを編成し、各々のプロジェクトを進行致しました。
生産者の現場訪問では、夏にお伺いした際に赤ちゃん苗だったトマトが、台風9号の被害を受けながらも、大きく育っている姿を見て元気をもらいました。
また、最終日に台風14号の影響ですべての交通機関が運休し、1日延泊するという島ならではのアクシデントがありましたが、メンバー全員がこの機会をチャンスと捉え、追加で生産者訪問や面談を実施する運びとなり、非常に有意義な5日間になりました。
10月後半の五島・新上五島へは、農産プロジェクトや小ロット缶詰プロジェクト、個々の生産者面談、テレビ撮影、インフラ整備の提案など多数のプロジェクトを進めていくため、訪問いたしました。
新たな試みとしては、各食材のブランディングに向けての生産者面談も実施してまいりました。
長崎県の離島4島における様々な食材の中でも、安心安全かつ付加価値の高い美味しいものを協会の推奨として広く拡販していきたいと思います。
生産者のみなさまとは、面談を重ねるごとに、協会との連携について力強い言葉をいただくようになってきて、私たちもますます課題感が高まっております。いただく期待をしっかりと受け止め、がんばる人が報われる仕組みを引き続き、構築してまいります。
2020年度の下半期に向けて、より目的を明確にしながら、高まる期待に対し、協会そのものの基盤整備も考慮しつつ進めていくことを決意する10月の出張となりました。
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