協会活動のご報告【7月長崎県出張】

 猛烈な暑さが続いておりましたが、近頃朝夕は少しばかりしのぎやすくなってまいりました。

新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中で、マスクの着用や換気に気を使い今年の夏は例年以上に暑さが身にしみますね。皆さまにはいかがお過ごしでしょうか。


 未曾有の災禍により先行きが見通せない状況が続き、協会設立の4月以前から日々葛藤の中ですが、この状況でもなんとか島の経済が循環していくお手伝いがしたい、「1人が100歩進むのではなく、100人が1歩を進むことができるようにしたい」という想いで着実に協会活動を進めております。

 島の生産者の方々からも経済的なダメージが大きい、協会活動による販売の支援が支えになっているという様なお話をいただいており、引き続き共にこの難局をなんとか乗り越えていきたいと、細心の感染予防を心がけ行動しております。


 こうした日々の協会活動を皆さまへお届けできる方法を模索し、インスタグラムやtwitterなどのSNSを使用して参りましたが、公式ホームページでもこのような形で月ごとの活動をご報告する場を設けました。今回は少し遡りまして先月7月の長崎訪問について、まずはご報告をさせていただきます。




□第3回長崎訪問:2020年7月7日火曜日~10日金曜日:長崎→壱岐→対馬

□第4回長崎訪問:2020年7月27日月曜日~31日金曜日:長崎→五島福江島→新上五島



 7月は全二回、9日間の訪島を実施致しました。

 毎度、島訪問は現地生産者様、行政の空気感を肌で感じることができ大きな収穫がある貴重な機会です。伺う回数が重なる毎に、島の皆様の表情が明るく前向きに受け入れて関わってくださっていることを感じ嬉しくもあり、益々身の引き締まる思いでもおります。



また、訪島前には長崎県庁にて県知事との会合を行わせていただくことも多く、国とも一体となり、離島振興、地方創生へ力を注いでまいりました。


 有難いことに関係者、プロジェクト数も日々増えておりますが、新型コロナウイルス感染症の状況を鑑みて訪島時には最小限の人数で最大限の離島振興支援に結びつくように、チーム編成も試行錯誤して参りました。



協会の理念や活動に賛同してくださる方々が増えることで訪島中には、商社と生産者をつなぎ合わせリアルタイムで大きな商談がまとまる場面や、生産ルートを確保する為に環境整備から経営状況の把握まで一人一人の生産者様へ広く細かく踏み込ませていただく場面もあります。


協会活動はこうして夢物語ではなく、「どうやって実現していくのか」という焦点でより実践に近く、深く意見交換をしたり協議を重ねるよう努めてまいりました。



 新型コロナウイルス感染症との共存を考えた新しい生活様式や、経済的ルールが立ち上がっていく中で、協会活動も柔軟に対応しながら、引き続き尽力してまいりたいと考えております。

今後とも何卒宜しくお願い申しあげます。

一般社団法人 離島振興地方創生協会

日本列島を本州から離島までをくまなく見渡して、 みんなの力で、安全安心で、おいしくて、 新しくて、健康的な「食」を生み出す環境を創っていく。 「離島振興」と「地方創生」をめざし、日本を豊かな「食列島」にする。 私たちは、JAPAN FOOD ISLANDSです。

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