協会活動のご報告【9月長崎出張】

 夏の暑さが過ぎ、日ごとに朝晩が冷え始め、秋の深まりを感じる季節になってまいりました。

4月からの新型コロナウイルス感染症の防止に対する意識はやや落ち着きを取り戻し、季節とともに少しずつ人々の心も和らいできたのではないでしょうか。

同時に、感染防止に気を遣いながらも、疲弊した経済の落ち込みを少しでも回復すべく、様々な政策が打ち出され、文字通りwithコロナの新しい時代に入りつつあると感じております。

協会としましても、慎重に活動を本格化すべく、下半期の諸活動につなげるための準備を進めてまいりました。

しかし、9月当初に予定していた壱岐・対馬出張については台風8、9号に続く10号の発生によりやむなく中止となりました。

台風が過ぎた後に、各島の生産者に連絡を取りましたところ、農業生産者や水産養殖事業者ともに連続での台風により多大な被害が出ている模様でした。改めて離島での食品産業の厳しさを感じさせられましたが、そのような状況下だからこそみなさんで力を合わせて奮起されるお姿に、私たちも勇気づけられました。

協会もより一層身を引き締めて、活動に力を入れて、お力になれるよう尽力して参ります。

それでは、9月の長崎出張の様子をご報告いたします。


□第7回長崎訪問:2020年9月23日水曜日~28日土曜日:長崎→五島福江島→新上五島


今回の出張では、長崎県庁、五島、新上五島へ訪問いたしました。

長崎県庁では、協会設立以降の半年間の取り組みをご報告してまいりました。協会の取り組みに対し、非常に好意的に捉えていただき、下半期の活動にますます力を込めていく想いが固まりました。

続けて、五島市市長や新上五島町町長への表敬訪問では、各島の生産者の取り組みや様々な販売支援のご報告をしてまいりました。

(五島市市長・局長とみなさま)

(新上五島町町長と理事長)

島の生産者の販売支援のひとつとして、日本食糧新聞様が主催する「フードストアソリューションズフェア2020」の展示会の説明会を実施して参りました。

長崎県離島の4島だけで、北海道に次ぐ出展数となり、離島を大きくPRできる機会として期待感が高まってきました。協会もフェアの成功に向けて強く支援してまいります。

(フードストアソリューションズフェア2020の説明会の様子)

 コロナ禍で8月は中断せざるを得なかった農産プロジェクトについても、熱意ある関係各部署、生産者の方々の協力のもと、着実に進行していることを実感しました。

早く地域に貢献できるようにスピードを上げて、各プロジェクトを進化させて参りたいと思います。

また、台風9号が接近し、スケジュールが調整が余儀なくされる状況の中で、株式会社サンクゼール様は島の事業者様のことを最優先に考え、壱岐・対馬へ訪島してくださいました。

訪島の際には、必ず社長自ら陣頭指揮をとられるお姿に、協会として敬意を表し、心からの御礼をお伝えします。


同時に、これらの企画へ生産者の方々が熱い想いで参画してくださることが、私たちの勇気になっております。下半期の活動も協会活動は決してスピードを落とすことなく、尽力してまいります。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

(新上五島にて月夜間の早朝に獲れたアジ)

(新上五島の朝。近くには教会の十字架、前面には輝く海が広がる)

一般社団法人 離島振興地方創生協会

日本列島を本州から離島までをくまなく見渡して、 みんなの力で、安全安心で、おいしくて、 新しくて、健康的な「食」を生み出す環境を創っていく。 「離島振興」と「地方創生」をめざし、日本を豊かな「食列島」にする。 私たちは、JAPAN FOOD ISLANDSです。

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